こどもの英語習得には自宅学習も大切です。自宅学習と言っても、保護者がレッスンをするなど難しいことをする必要はありません。自宅学習の環境を用意してあげましょう。ここでは、英語の自宅学習に良い環境づくりなど保護者にできることを紹介します。
自宅で英語に慣れていれば、学校の授業やスクールでのレッスンにも戸惑うことなく取り組めるでしょう。英語の自宅学習は可能です。子供の英語レベルを把握して、長い目で英語学習を習慣化できるような環境づくりを意識してください。
保護者が英語を教えられなくても、英語に親しむ環境づくりはできます。英語学習には、長期学習が大切です。短期集中で覚えるのではなく、毎日少しずつでいいから英語に触れられる環境を整えましょう。
子どもの興味がある絵に英語の名前を書き添えてリビングの壁に貼るというのも、英語の自宅学習環境づくりのひとつです。英語版のアニメDVDや英語の絵本などを用意して、英語教材をいつでも手にできる環境を整えると、自宅で英語にたくさん触れられる環境が作れます。
英語の自宅学習は、いつでも取り組めることがメリットでもありデメリットでもあります。最初は楽しく教材を使っていても、いつでも手に取れるからこそダラダラと取り組むようになってしまうかもしれません。
英語の自宅学習は、取り組む時間の習慣化が大切です。「夕食後に30分英語に取り組む」など、時間を決めて習慣化することを意識してください。気が向いたときに自宅学習を行っていると、英語から離れてしまいやすいです。
はじめから「夕食後は英語の時間」とルール化するより、「夕食後に英語のDVDを一緒に見よう!」など声をかけましょう。毎日同じ時間帯に英語教材に触れていくうちに、習慣にできます。ルールとして一方的に押し付けると、かえって英語を嫌いになりかねません。
英語の自宅学習を意義あるものにするには、保護者も一緒に英語を楽しむことを意識してみてください。本人が英語を楽しむことが英語上達には不可欠です。英語を楽しいものと思えるには、誰かと一緒に楽しむことが近道です。
お友達との英会話スクールでのレッスンも誰かと英語を楽しむ方法のひとつですが、自宅学習では保護者が一緒に楽しむことがその役目を担います。子どもにとって保護者は最も気兼ねなく楽しめる相手です。保護者と楽しんでいるうちに、英語を好きになってくれます。
親世代は、英語に苦手意識をもっている人が少なくありません。苦手だからといって子供だけに英語教材を与えるのではなく、自分も英語を勉強しなおしてみてはいかがでしょうか。きっと楽しい時間になるはずです。自分も子供も楽しみながら英語を勉強できる教材を探してみましょう。