子供に英会話を習わせようか迷っているときは、他の家庭の選択も参考になります。ここでは、今の子供の習い事のうち英語・英会話の割合、親世代が習っておけばよかったと後悔していること、英語学習に対する後悔、英語学習スタートのタイミングについて調査結果を紹介します。
ゲシピ株式会社が2023年3月に発表した調査結果によると、小学生の習い事の1位はスポーツでした。
52.7%と圧倒的に多いことが分かります。親世代での1位は、書道・習字。2位がスポーツでした。
今の子供の習い事は、スポーツに次いで、公文・学習塾が多く、3位は楽器。親の世代の習い事では5位以内に登場しない英語・英会話は、現代の子供の習い事では4位にランクインしており、英語への関心の高さが伺えます。
同調査では、子供の頃に習っておけばよかったと思う習い事も調査されていました。結果は、1位が英語・英会話で23.5%。2位に楽器13.0%、3位はそろばん10.0%です。
仕事で活かせる実用的な習い事と、趣味で長く楽しめる習い事、体や心を鍛えられる習い事に取り組んでおけばよかったと後悔していることが分かる結果です。
特に英語・英会話は頭一つ抜けており、親世代が後悔しているからこそ、子供の習い事に英語・英会話が増えてきたということが予想できます。
「英語を過去にもっと勉強しておけばよかったと後悔することはあるか?」との質問の回答は、「よくある」「たまにある」を合わせて63.9%にも上ります。
日本人は英語が苦手とよく言われますが、英語ができないことで選択が減ってしまうなど、何らかの不利益を感じたことが伺われます。国際社会となった今、子供たちの英語教育に積極的な考えを持つ親が多いようです。
株式会社バンダイが2017年3月に公表した調査結果によると、英語を学び始めた時期の1位は小学1年生18.7%でした。2位は、小学5年生13.9%です。
3位は11.5%の3歳でした。小学1年生と3歳は入学・入園のタイミング、小学5年生は学校で英語の授業が本格スタートするタイミングにあわせたスタートであることが分かります。学校の変化に合わせるとスムーズにスタートしやすいでしょう。